フランスPhDメモ

【研究者(博士課程)】フランス到着後の滞在許可証手続き

フランスに着いたら, まずは滞在許可証(titre de séjour)の申請が必須です. 日本で取得した「長期ビザ」だけでは長期滞在できません. 手続きは個人でオンラインでできますが, 大学や研究機関には「留学生サポート係」があるので, サポート係と一緒に手続きをするのがベストです.

目次

VISAと滞在許可証の違い

日本のフランス大使館で無事VISAをゲットしても, 実はそれだけでは長期滞在できないのです. そのVISAをアクティベートすることで滞在許可証となります. 注意しないといけないのが, 滞在許可証の申請には期限があります. VISAに記載されている期限内に行わなければいけません. (i.e. 入国予定日から3ヶ月以内)なのでフランスに着いたら真っ先に申請を行う必要があります.

滞在許可証の申請について

コロナ前までは県庁へ行かなければならなかったようですが, 2024年9月現在はオンラインで申請できます. 博士課程でフランスに来ている場合は, 所属機関の留学生サポート組織が一緒に行ってくれるはずなので, 一度研究室の方に聞いてみてください. “Le Centre de Mobilité Internationale 地名”, “CMI 地名”という名で存在すると思います. 私の場合は CMI Rennesでした.

個人でももちろん行えますので, 下記にて個人で申請する方法を紹介します.

オンライン申請のやり方

Étrangers en Franceのサイトの”I would like to apply or renew my visa”から進めていきます.

必要書類は以下です:

  1. パスポート
  2. ビザ(パスポートに追加してもらったもの)
  3. Convention d’accueil(大学や研究機関が発行した受け入れ協定書)
  4. 労働契約書(大学や研究機関と結んだ契約書)
  5. 住居証明書
  6. 出生証明書(戸籍謄本にアポスティーユをもらい, フランス語法定翻訳されたもの)
  7. Photomatonで撮影した証明写真

1~3はビザ申請時に必要だったので, 簡単です. 4は, 大学や研究機関から送られてくるはずです. 未入手の場合は, 研究室に問い合わせてみてください. 5は, 滞在先の家主が作成する書類です. 家主に”Justicatif de Domicile”を作成してほしいと依頼するともらえるはず. 6は, フランスの出生証明書にああ

フランスのビザ発給までの所要期間についてまとめました. 間違っている部分や追記あれば, 遠慮なくこちらから教えてください.

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